インストール方法
動作環境
- 公開しているバイナリは、StrongARM CPU用のQtopia向けです。
- Qtopiaの1.5.0以上用です。
- 動作が確認されているのは、iPAQ familiar Linux 0.5.1のQtopia環境および USA版ZAURUS SL-5000のQtopia 1.5.0環境です。
- USA版ZAURUS SL-5000では、日本語環境が必要ですが、日本語環境とセットにしたバイナリを用意しています。
日本語環境は、http://qpe.sourceforge.net/からダウンロードできます。
- USA版ZAURUS SL-5000で動作させるためには、SDカードまたはCFカードの16M
バイト以上のメモリカードが必要です。
以下では、布目のバイナリをインストールする際の手順を記します。
インストール方法
一般のQtopia環境
まず、bin ディレクトリにある nunome-Qtopia-bin.tar.gz をターゲットマシンの
/tmp ディレクトリにコピーします。
次にターゲットマシンのルートディレクトリに移動し、コピーした
nunome-Qtopia-bin.tar.gz を展開します。
(nunome-Qtopia-bin.tar.gz を /tmp にコピーする)
# cd /
# tar xzvf /tmp/nunome-Qtopia-bin.tar.gz
USA版ZAURUS SL-5000にインストールする場合
USA版ZAURUSのROMファイルシステムは、書き込みができません。
また、RAMディスクにインストールするには、容量が足りません。
そのため、CFメモリ・カードまたはSDカードにインストールし、
RAMファイルシステムにシンボリック・リンクを張ります。
そのため、動作中はメモリ・カードが本体に刺さっている状態でなければなりません。
- CFメモリカードまたはSDカードを用意します。
容量は16Mバイト以上必要です。
これに、ext2 ファイルシステムを作成します。
- 作成したファイルシステムのルートから、nunome-Qtopia-zaurus.tar.gzを展開します。
このtarファイルには、布目の他に以下のパッケージが含まれています。
qpe-language |
qpe-i18n-ja |
qpf-cyberbit-120-50-t10 |
これらのパッケージは、次のURLから取得できます。
http://qpe.sourceforge.net/
- このメモリカードをZAURUSに差します。
ファイルシステムはCFメモリカードならば、/mnt/cf、
SDカードならば/mnt/cardに自動的にマウントされます。
これ以降は、ZAURUS上での作業になります。
- /mnt/cfまたは/mnt/cardに移動します。
- インストール・スクリプトを実行します。
CFメモリカードならば、以下を実行します。
sh install-cf.sh
SDカードならば以下を実行します。
sh install-sg.sh
このスクリプトは、メモリカードからRAMファイルシステムへのシンボリック・リンクを作成します。
- Qtopiaを再起動して下さい。
メモリカード中のコマンドが実行されますのでメモリカードを決して抜かないで下さい。
- Settingsのlanguageを使って、日本語環境に設定して下さい。
- これでインストールが終了しました。
注
インストール後のファイル構成
インストール終了後、各ファイルは下図のように配置されます
/opt/QtPalmtop/plugins/inputmethods/libqNunome.so
| | +libqNunome.so.1
| | +libqNunome.so.1.0
| | +libqNunome.so.1.0.0
| |
| /i18n/ja/nunome.qm
| +nnmDicman.qm
|
/usr/local/share/nunome/.nunome
+nnmsrv
+nnmDicman
+nunome_uni.dic